店長のコラム

なぜ力量差があるとスタミナが切れるのか

キックボクシング 園田

(以下は筆者による個人的な感想に過ぎません)

スパーリングなどの対人練習で、相手の力量が上回っている時は情けなくもこちらが息切れするし、逆にこちらの力量のが上回っている時は相手がゼェゼェ言い出して気分がいいという現象は、諸君らもご存知の通りだろう。

私はこれを、意識がディフェンス中心に向いてしまうことで後手後手に回ってしまい、動きのイニシアティブを奪われてしまうからだと理解していた。「防御って意外と体力削られるんですねぇ」みたいな理解で満足していたし、なんなら皆にもそう説明しまくってきた。

しかし、ここである疑問が浮かぶ。言うほど相手の攻撃を受け続けてそんなに疲れるだろうか?ディフェンス練習ってそんなに疲れたっけ?

今一度、自分のスパーリングを振り返ってみよう。相手に凹凹パンチを当てられた時に我々はこう考えるはずだ。

「このまま終わってしまったらガン負け丸出しでダッサいから何かやり返さんと今後こいつにナメられる!でも相手の方が力量が上や、こっちの攻撃がほとんど当たらん。ほな一か八か一発のダメージをデカく与えて今まで食らったパンチチャラにしたろ!マススパーリングは強く当ててはいけないやと!?知らん!弱いと思われるくらいならルール破る奴と思われた方がマシじゃ!」

どうだろう、皆様も心当たりがあるのではないだろうか?ヒトは劣勢になると最後のラッキーパンチに賭けて突撃してしまうのだ。サンドバッグなら平気なのにミット打ちになると強制的に動かされてスタミナ切れを起こしてしまうアレだ。

しかし残念ながら相手の攻撃を凹凹に貰ってしまうレベル差だと、往々にしてディフェンス技術も鬼のように差が開いている。軽く当たることはあってもダウンさせるほどのクリーンヒットは望むべくもない。

当たらない相手に全力パンチを叩き込む。ここであなたは殴られ屋のカモと同じくスタミナだけを虚しく消費し続けるのだ…。

結論


力量差がある時の、あのスタミナ切れの正体はディフェンス技術の不足によるものではなくなんとか勝ちを拾うためにヤケクソになった窮鼠たちの力任せ攻撃それだったのである。

感想


つまりスパーリング中にゼェゼェ言ってる人は体力不足なのではなく、なんとか攻撃を当てようと躍起になってたってことですねぇ。私はこれを昨日たまたま発見しました。

土壇場でヤケクソにならないためには毎日の練習しかありません。当キックボクシング塾『La Amarta』は尼崎市高田町であなたをお待ちしております。


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